ひとり遊び
真っ白な紙
あなたへの
想いを綴る
最後に『好き』と書いて消す
また『好き』と書いて消す
そして『好き』と書いて小さく折りたたむ
何やってるの?
紙とえんぴつと消しゴム
笑ってる
何やってるの?
私も
笑っちゃった
ひとり遊び
真っ白な紙
あなたへの
想いを綴る
最後に『好き』と書いて消す
また『好き』と書いて消す
そして『好き』と書いて小さく折りたたむ
何やってるの?
紙とえんぴつと消しゴム
笑ってる
何やってるの?
私も
笑っちゃった
ひとり遊び
女の子はピンクのキラキラの
ビー玉が欲しいと彼にせがむ
『贅沢は言わない
あなたから貰えるだけでいい』と
上手く想いを伝えられない女の子は受話器越しで泣きじゃくった
彼は『綺麗なビー玉探してあげるからね』となだめる
女の子は涙を拭いながら
小さな子供の様に彼を困らせた
女の子が本当に欲しいのはビー玉ではなかった
『本当にビー玉を探そうとしている
壊れるからビー玉なんていらない』と
余計に泣きじゃくる
一度は『他の物を探す』と言わせた女の子
電話を終え一人ぼっちの部屋で
耳に残る彼の言葉
『壊さなければいいじゃない』
落ち着きを取り戻した女の子は決めた
やっぱりビー玉が欲しい
大切に大切に包んでいたいから
あえて壊れやすい物を選んだ
静かに
優しく
聞こえてくる
チラチラチラ
シンシンシン
雪ん子たち
歌っているよ
今日はこの町
明日はあの町
聞こえてくる
ルルルル
リリリリ
雪ん子たち
歌っているよ
息を合わせ
声をそろえ
聞こえてくる
降る降る
積もる積もる
雪ん子たち
歌っているよ
耳を
すましてごらん
ねっ
雪ん子たちのうたが
聞こえてくるよ